最近では糖質制限ダイエットが非常に流行っていますよね。3大栄養素である糖質は、人間の生命活動に欠かせない栄養素ですが、摂り過ぎると体内に脂肪として蓄えてしまいます。
なので、食事量を減らさずに糖質を制限するのは、腹持ちも良くて、ダイエット方法として最適!と、流行になってるんですね。
この糖質制限、ただ糖質を減らすだけではなくて、いくつかの気をつけるべきポイントを抑える事で、さらにダイエットの効率を上げることができます。
少しでもダイエット効率を上げたい人は、この機会に是非チェックしてみてください。
目次
血糖値についてのおさらい
血糖値とは血液中に含まれるブドウ糖の濃度の値の事を言います。
血糖値は主に食事をする事によって上昇するのですが、血糖値の上昇に合わせてインスリンというホルモンが分泌されます。このインスリンは、血中に含まれている糖分を脂肪に変える性質を持っているんですね。
血糖値の上昇が早いと、インスリンの分泌量も増えてしまうので、脂肪に変わって取り込む量も増えてしまうんですね。
その結果、脂肪がつきやすくなって太ってしまう、というメカニズムな訳です。
つまり、血糖値の上昇を抑えることができれば、インスリンの分泌量も減って、脂肪になる量が減る、という事になります。
それでは、血糖値の上昇を抑える為の気をつけるべきポイントを紹介したいと思います。
食べる順番に気をつけようー糖質は後で食べるー
空腹時は身体が栄養を良くしている状態なので、食べ物の消化・吸収効率が高まっています。
お米やパンといった糖質は、消化・吸収効率が高まっている空腹時にすぐ口にすると、血糖値が一気に上がってしまうという訳ですね。
食べる順番に気をつけて糖質を最後に食べることで、急激な血糖値の上昇を防ぐことができるので、食事の際の食べる順番に注意しましょう。
最初に食べるのはサラダからーカギは食物繊維にアリー
それでは何から食べればいいの?という話になりますが、基本はサラダからが良いですね。
糖質の吸収を抑えて、血糖値の上昇をゆっくりするカギは、ズバリ食物繊維です。
食物繊維は消化・吸収に時間がかかり、血糖値の上昇を抑えてくれます。
糖質を口にする前に、まずは食物繊維をお腹に入れるだけで、血糖値の上昇を緩やかにできるので、普段意識していない人は、これを機会に食べる順番を見直してみましょう!
フレンチのコースを思い出してみよう
ここで、フレンチのコースなどの順番を思い出してみましょう。
前菜(サラダ)から始まって、スープ、魚料理、お口直しのデザート、肉料理、チーズ、デザート、というのが代表的な順番ですよね。
前菜(サラダ)を一番初めに食べるのは、血糖値の上昇を抑える事を考えられてコースが決まっている、とも言われています。
お腹が空いている時は、ついついおかずとご飯を口に入れてしまいがちですが、まず最初に食物繊維を食べるようにすると、ダイエットの効率が上がるかもしれませんよ。
グリーンスムージーを作る時はフルーツの使いすぎに気をつけよう
グリーンスムージーは食物繊維を豊富に含んでいるので、食事前に少量のグリーンスムージーを飲んでおくだけでも血糖値の上昇を抑えてくれます。
ただ、グリーンスムージーに使うフルーツには注意が必要。
フルーツには果糖が含まれていて、多く使うとそれだけで糖質を多く摂ってしまいます。
特にグリーンスムージーに飲み慣れていない間は、飲みやすさを優先してフルーツを多めにして作ってしまいがち。
グリーンスムージーでダイエットを始めたのに、逆に太ってしまった、というような話も聞くので、フルーツの使いすぎには注意しましょうね。
血糖値の上昇を抑えるサプリには要注意!
とりあえず血糖値の上昇を抑えればいいんだから、サプリとか使えばいいんじゃない?と考える方、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、これは危険です。
というのも、血糖値を抑えるサプリは基本的に、糖尿病や高血糖の人向けの物が多く、ダイエット目的で血糖値の上昇を緩やかにする物とは性質が違います。
特に血糖値に問題がないのに、血糖値を抑えるサプリを飲んでいると、低血糖の症状(血中のブドウ糖濃度が低下して、眠気や頭痛、吐き気、精神的に不安定など)が出る可能性もあります。
ダイエット目的で血糖値の上昇を抑えるのであれば、食事の際の吸収を緩やかにする目的のサプリなどを利用するようにしましょう。
個人的なオススメは、大塚製薬さんの「賢者の食卓」という物です。amazonや楽天市場でも、口コミはけっこう良いみたいですね。
これは兄が飲んでいるのですが、半年ほど飲み続けているようで、心なしかスリムになったような気がします(笑)
ただ、血糖値の上昇とインスリンの分泌は人体にとって正常な機能なので、サプリなどは基本的に必要ない気はします。
ダイエットの効率をほんの少しでもあげたい!という人は、高いものでもないので、検討してみてもいいかもしれませんね。